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Author:柚子
はじめまして!
ここでは『花より男子』の二次小説を書いております。
CPは類つくとなっております。
ただの趣味で書いておりますので、原作者様・出版社様・ドラマ、映画制作者様とは一切関係ありません。
二次小説がお嫌いな方や原作・ドラマのイメージを壊したくない方の訪問はご遠慮ください。
また、中傷・荒らし目的の方の訪問は禁じています。
個人的に楽しみたいという方のみ管理人の駄作にお付き合いください。


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牧野が、俺たちの前からいなくなってから3年が過ぎた。
俺は、今でも牧野がいつか戻ってくるかもしれないと思っている。
牧野が、俺らの前からいなくなったのは、俺のせい?
あの3年半前のあの夜のせいだよね。
俺は、どうして、牧野を抱いてしまったんだろう?司と牧野の幸せを願っていたのに・・・・。

あの夜から半年が経って、牧野が大学に姿をあらわさなくなった。
俺は、牧野の家に行った。そこには牧野の姿はなく・・・。
だから、俺は牧野のバイト先に行った。
そこには牧野の姿はなく牧野の友達だけだった。

「ねぇ、牧野知らない?このごろ全然見ないんだけど・・・。」
牧野の友達に聞いてみた。

「やっぱり、花沢さんでしたね。一番につくしのことを探しにくるのは・・・。つくしは、もうここにはいません。」
牧野の友達は寂しそうに悲しそうにいった。

「いない?あんたは牧野の居場所知ってるの?いつ、帰ってくる?」
俺の質問攻めに嫌がる素振りも見せずに松岡は答えてくれた。

「はい。私は、つくしの居場所、知ってます。だけど、お教えすることはできません。つくしとの約束ですから。つくしは、ここに帰ってくることはないと思います。」

「どうして?」
理由を聞いてもいいのかとすこし躊躇ったけど、聞いてみた。

「つくしは、今、一人でがんばっています。つくしがここを去った理由を聞きました。だけど、それもお教えすることはできません。ただ、皆さんと一緒にいることはできないと言ってました。」

「そっか。ありがとう・・・」
牧野が・・・俺たちと一緒にいることができない・・・今まではいつも一緒にいたのに・・・それはやっぱり俺のせいだろう。

「あっ!花沢さん!」
俺が帰ろうとしたとき、松岡が俺を呼び止めた。

「何?」
俺は振り返って答えた。

「『探さないで。』、つくしからの伝言です。探さないであげてください。」
やっぱり・・・。牧野のこと。絶対に探してほしくないって言うんだろうと思ってた。

「ん。わかってる・・・。」
探したい・・・だけど、牧野が望んでるんだ。俺に、牧野を探す権利なんかない。

「つくしを責めないであげてください。それから、花沢さん自身も・・・。誰も悪くない・・つくしの話を聞いて、私はそう思いました。だから・・・つくしも、花沢さんも、道明寺さんも、悪くないんだと思います。」

「ありがとう・・・。」
そう言って俺は、店を出た。

牧野がいなくなって1年くらいが経って、司が帰ってきた。司は、牧野と別れていて、牧野がいなくなったことも知っていた。みんな、牧野がいなくなったことを知りながら、探す人はいなかった。
牧野が望んでいるから・・・そう、思っているんだろう。だけど、みんな、いつかは戻ってきてくれる、そう信じてる・・・。


それから、今まで、みんな仕事が忙しくなり、集まることもなくなった。だから、誰がどうしているかなんて、わからなかった。

ねぇ・・・牧野?今何してる?牧野が俺たちの前から、消えたいって願ったのは、俺のせいだね。
あの夜がなければ、司と牧野、今ごろ結婚してるのかな?今ごろ、幸せな家庭を築いてるのかな?
俺だね。すべてをぶち壊しにしちゃったのは・・・。牧野の幸せを願ってるなんて言っておきながら・・・その幸せを壊したのは・・・。牧野・・・許して。幸せを奪ってしまって・・・。牧野・・・いつか俺の前に姿を現して?ただ一度だけでもいいから・・・。

俺は、3年前から仕事漬けの日々を送っている。牧野のことを思い出すのは、辛いから・・・。牧野の友達に言われたことを思い出す・・・。自分を責めないで・・・・と。だけど、俺には都合よく考えられない。仕事をしていないとき、必ず牧野のことを思い出す。
これからもこんな日々を送るのだろう・・・。俺は・・・一生牧野を忘れられない。

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